アジアンタイヤにおいてコストと性能のパフォーマンスを最大限に発揮しているタイヤがこのNANKANG NS-2R(エヌエス‐ツーアール)。
国産ハイグリップタイヤに引けを取らない存在で、サーキットから街乗りまでこなすことが可能で、アジアンハイグリップタイヤの基準となる位置づけと私は考えております。
ドライグリップは言うまでもなく、溝の数、深さから雨天時のウェット走行でもきっちり仕事をしてくれます。
十二分な性能の上、1本1万円程度(265サイズでも1.3万程)の価格から、国産ハイグリの3~4万と比較しても圧倒的コストパフォーマンスに優れるタイヤと言って良いでしょう。
私も普段は基本的にこのタイヤを使用しており、スポーツ走行をしなかったとしても強くオススメするタイヤです。
国産ハイグリにも負けず劣らずのグリップ性能
先代NS-2より大幅に進化したのはそのドライグリップ性能。トレッドからもそのやる気を感じさせてくれます。ドリフトの最高峰D1grand prixにてD-MAXS15がNS-2Rを使用していたことから信頼性もあることがわかります。
- ショルダーがしっかり立っており剛性が高い
- 低温からしっかりグリップする
- 制動力の高いブレーキパッドでもタイヤが負けない
- 熱が入れば国産ハイグリと遜色ないグリップ
高速域も問題なく200キロ域でも不安はありません。どちらかというと中速ワインディングなどの方が得意そうです。
街乗り・雨天時もそつなくこなす
街乗りにおいても進む、止まる、曲がるは当然のこと、大きな縦溝と、浅溝化が進むハイグリの中ではしっかり溝もあるのでウェットコンディションでも心配はありません。
当然、街乗り雨天時の不安感はありません。
耐久性は国産ハイグリと遜色なし
使い方と、車両重量やパワーにより多少違いはありますが、
サーキットに行って走ってそのまま帰り街乗りでも履きつぶせる印象です。履き始めはしっかりとしており、走行会後半から若干きつくなってきます。
アジアンタイヤの特性なのか、国産のお高いタイヤと違うのは一定以上減ると急にグリップが弱くなります。私の感覚では6割~7割くらいからグリップが落ち始める印象です。3割を切ると高速域(180キロくらい)や峠のようなタイトコーナーで少し不安を感じるようになり、ステアリングも軽くなる感じがします。少なくとも攻めようという気分にはなりません。→普通に走る分には問題なしです。
キャンバーがついてる車であれば、インアウトローテーションで多少ライフは伸ばせます。
その他ポイント
■ロードノイズ
AR-1ほどではありませんがそこそこあります。私は気になるほどではありませんしこのタイヤを履く人はきっとマフラーも大きい音の人ばかりだと思うので、不満が出るレベルではないと思います。
■臭い
AR-1ほど臭くないです。
■触った感じ
ショルダーが経っててかっこいい、溝が深い!
まとめ
グリップレベルはミシュランPS4と遜色ないレベルで1本1万前後なのでもったいぶらずに4本交換し常においしいところを使うアジアンタイヤでは最もコスパに優れるタイヤだと思います。
まずはこれを基準とするのをおススメします!冒険はそのあとでも良いでしょう。
価格:9,880円 |
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